仕事を辞めたいのは甘えか?辞める理由と状況別に考察

 

「仕事を辞めたいのは甘えだ。」

 

世間一般ではこういった考え方がされているかと思います。

 

この記事を読んでくれているあなたも、

今現在仕事を辞めたいと思っているけれども、

「甘えなのか?」という点が引っかかっているかもしれませんね。

 

実は、私も以前同じ悩みを持っていて退職した人間。

 

そのためあなたの気持ちは分かるつもりですし、

「甘えなのか?」という問いに対する自分なりの答えも持っています。

 

そこでこの記事では、仕事を辞めたいのは甘えか?

とお悩みのあなたに向けて、私の考え方をご紹介したいと思います。

 

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仕事を辞めたいのは甘えか?

仕事を辞めたいのは甘えか?

 

仕事を辞めたいのは甘えなのでしょうか。

 

この問いに対する私の答えは、

辞める理由・状況によるというもの。

 

例えば、辞めたい理由が「人間関係」である場合。

 

社長をはじめ上司のパワハラが常態化しており、

毎月のように退職者が出る職場であれば甘えではない。

 

一方で、人間関係に恵まれた職場でありながら、

自分から馴染む努力をせずに孤立してしまったなら甘えである。

 

これを一般化するとこうなります。

 

  • 自分なりにできる限り努力したものの改善されないなら甘えではない。
  • それほど努力をしていないなら甘えである。

 

ただし例外として、心や体の調子を崩してしまった場合は、

甘えでもなんでもいいので休職や退職をするなどして休んでください。

仕事を辞めたい理由・状況別に「甘えか」を考える

以上の内容を踏まえた上で、

仕事を辞めたい理由・状況別に

「甘えではない」「甘えである」のどちらに該当するかを考察していきます。

 

なお、甘えではない場合は必ずしも退職を勧めているわけではなく、

甘えである場合はまずはできる限りの努力をするべきだと考えています。

ケース1:人間関係が絶望的に悪い

ケース1:人間関係が絶望的に悪い

 

職場の人間関係が絶望的に悪くて辛い場合、

辞めたいのは甘えではありません。

 

なぜなら、基本的に他人を変えることはできないからです。

 

あなたが努力をしてもしなくても職場に変わりはなく、

その間にストレスが溜まって耐えきれなくなる恐れがある。

 

人間関係が絶望的に悪くて辛いのであれば、

全然甘えではないのでその場から立ち去ることを考えましょう。

 

なお、ここでの「人間関係が絶望的に悪い」というのは

単に仲が悪いとか合わないというものではなく、

例えばパワハラやイジメが常態化している環境を意味しています。

ケース2:人間関係が上手くいかない

ケース2:人間関係が上手くいかない

 

今度は職場全体の人間関係にはそれほど問題はないものの、

個人的に上手くいかない馴染めないケース。

 

このケースについては、

自分なりに努力をした結果どうにもならないなら甘えではない。

 

反対に努力することを放棄したのであれば甘えです。

 

職場の人間関係は多くの人を悩ませるものですが、

中には自分に問題があって上手くいかないこともあります。

 

例えば、自分からコミュニケーションを取ろうとせず、

いつも受け身で殻に閉じこもっている場合。

 

この場合に辛いからと言って退職してしまうと

次の職場でも同じことを繰り返す恐れがあるので、

まずは自分自身を振り返る必要があるでしょう。

 

出来ていない部分を自覚したら、

あとは勇気を出して行動に移すだけです。

ケース3:評価に納得がいかない

ケース3:評価に納得がいかない

 

評価に納得がいかないから辞めたいというのも

退職理由として少なくありません。

 

この場合についても、

自分なりに努力した、結果を出した、アピールした。

それでも評価してもらえないなら甘えではない。

 

反対に努力を怠った、結果を出していない、アピールしていない。

その結果評価してもらえないなら甘えです。

 

私は30代で会社は2社経験していますが、

その中で思うことは、評価というものは実にいい加減だということ。

 

評価は測定ではなく判定ですから、

自分に似ている部下、性格が合う部下、仲が良い部下を高く評価し、

反対に嫌いな部下、性格が合わない部下、あまり話したことがない部下を低く評価する可能性すらある。

 

評価にはそういった部分があるので、

いくら結果を出しても評価者が変わらない限り評価はあまり変わらない。

しかもその評価は、同じ会社で働いている以上つきまとうもの。

 

そのため、努力して結果を出してアピールしても評価が上がらないのであれば、

それを理由に辞めたいと思うのは自然なことではないでしょうか。

 

ただし、転職先でも上司次第で同じ状況になる恐れがあることは

心に留めておく必要があるでしょう。

ケース4:社風や風土が合わない

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社風や風土が合わないというのも、

自分なりに馴染む努力をしたのであれば甘えではない。

 

反対に社風や風土が合わないからといって、

はじめから諦めているのであれば甘えです。

 

私も2社経験しているので分かるのですが、

社風や風土は会社によって全く異なるもの。

 

例えば、私が新卒入社した会社は典型的な体育会系の社風。

日常的に罵声が飛び交い、声が大きい人を高く評価する傾向がありました。

 

それに対して再就職した2社目は、

罵声などとは無縁のまったりした職場。

声の大きさは関係なく(笑)、チームワークと結果が主な評価対象です。

 

これらはかなり極端な例でしたが、

基本的にはどちらの社風が良い悪いということはなく、

自分にとって居心地がいいか馴染むことができるかただそれだけ。

 

人によって自然に馴染めることもあれば、

どれだけ努力しても合わないことはあるでしょう。

 

例えば、真面目で大人しいタイプの人間が

体育会系の会社に長く勤めるのは難しいかもしれません。

 

そのため、自分なりに馴染む努力をしたけれでも

上手くいかなくて辛いのであれば甘えではないと考えています。

ケース5:仕事に向いていない

ケース5:仕事に向いていない

 

仕事に向いていない場合、

とことんその仕事と向き合った結果向いていない、楽しくもないというなら甘えではない。

 

しかし、なんとなく向いていないと感じるだけで大した努力をしていないなら甘えです。

 

人間には確実に向き不向きがあるので、

自分の力を発揮できる仕事に就くべき。

 

ただし、なんとなく向いていないと感じるだけで、

大した努力もしていないのであればすぐに辞めるのはよくありません。

 

向いていない理由を「なんとなく」しか分かっていませんし、

努力することを放棄しているので、

転職先で同じことを繰り返す恐れがあります。

 

辞めるのは仕事に打ち込みながら、

「どうしたらもっと仕事ができるようになるのか?」

「どうしたら楽しく感じてくるのか?」

「逆にどういった仕事に向いているのか?」

といったことをよく考え理解してからでも遅くはありません。

 

そうしているうちに、たとえ本当に今の仕事に向いていないとしても、

やりがいや楽しさを見出せるかもしれませんよ。

ケース6:給与が低い、残業・休日出勤が多い

ケース6:給与が低い、残業・休日出勤が多い

 

給与が低い、残業・休日出勤が多い。

 

このあたりは会社の条件面ですから、

甘えかどうかの話ではなく、

可能な限り求める環境に行くべきだと思います。

 

仕事をしている主な理由は「お金を稼ぐため」。

何のためにお金を稼ぐのかと言うと、

生活するため、人生をより楽しむため。

 

つまり、生活するために仕事をしているのですから、

 

自分が望む生活を送るために

より高い給与や残業時間が少ない環境を求めるのは自然なこと。

 

ただし、希望条件に合う会社に転職したとしても、

今現在ある何かを失う可能性があることには注意が必要。

 

例えば、「給与」は高くなったが「雰囲気の良い職場」は失ったという具合です。

ケース7:心と体の調子を崩してしまった

ケース7:心と体の調子を崩してしまった

 

心と体の調子を崩してしまった、うつ病のような症状が出てしまった。

 

こういった場合は甘えでもなんでもいいので、

休職や退職をするなどして休むべきです。

 

「辞めたい」と悩む段階は過ぎて、

「体を休める(休職、退職)」段階にいます。

 

なぜなら、何より一番大切なものは

仕事ではなくあなたの心身の健康なのですから。

 

それに無理をして状態が悪くなっても、

会社は何もしてくれないし何もできません。

 

自分の身は自分で守る必要があるので、

心と体の調子を崩してしまったらすぐに休みを取りましょう。

 

もしうつ病になってしまうと、

いつもの健康を取り戻すためには時間とお金がかかりますから、

絶対に心と体のシグナルを無視してはいけません。

 

心無い人間は「そんなことで休むのか?」「弱い人間だ」

といったヒドい言葉を浴びせるかもしれませんが、

  • 何にストレスを感じるか?
  • どのくらいストレスを感じるか?
  • どのくらいでストレスの限界がくるのか?

といったものは人によって全然違うので、周囲の声は無視してください。

 

あなたの状態はあなたにしか分かりません。

まとめ

いかがでしょうか。

 

今回は「仕事を辞めたいのは甘えなのか?」

とお悩みのあなたに向けて、私なりの考え方をご紹介しました。

 

私としては、甘えかどうかは辞める理由・状況により、

 

  • 自分なりにできる限り努力したものの改善されないなら甘えではない。
  • それほど努力をしていないなら甘えである。

 

と考えています。

 

「仕事を辞めたいのは甘えだ!」と言う人は多いですが、

自分事となるとまた話が違ってくるもの。

他人に厳しく自分に甘いというやつです。

 

そんな中、自分事となった時に「仕事を辞めたいのは甘えか?」

と悩んでいるあなたは真面目で責任感が強い方だと言えます。

 

それは素晴らしいことなのですが、

真面目な人ほど悩みを一人で抱え込んでしまいがち。

 

そのため、この記事の内容を参考にしたり、

ご家族に相談するなどしてあなたの答えを出してみてください。

 

やるだけやった結果辛くて辞めたいというのは

「甘え」ではなく「英断」です。

 

より自分の力を活かせる場所、自分の頑張りを認めてもらえる場所、

自分の求める条件で働ける場所に行くための決断なのですから。

 

どうか真面目で責任感のある自分に自信をもって、

自分を甘やかすことなく、厳しくしすぎることなく、

よりよい仕事人生を目指していきましょう!

 

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