MacのTime Machineを使ってバックアップを作成

Time Machine とは？

簡単！自動でデータをバックアップ

Time Machine は、Macに組み込まれているバックアップ・アプリです。簡単な設定をするだけで、App、音楽、写真、メールなどの個人データを自動でバックアップしてくれます。

バックアップに使うストレージデバイスを用意する

バックアップを取るためには、外付けのストレージデバイス（USBドライブ、HDD・SSDなど）が必要になります。事前に準備しておきましょう。

自動バックアップの設定方法

初めてのバックアップ

まずは、Mac本体に外付けのストレージデバイスを接続しましょう。

使用するストレージデバイスは、バックアップ専用として使うようにしましょう。

画面左上のアップルメニューを開いて「システム環境設定」をクリック。

「Time Machine」アイコンをダブルクリック。

「バックアップディスクを選択…」ボタンをクリック。

バックアップするストレージデバイスを選択して「ディスクを使用」ボタンをクリック。

すると、バックアップ開始のカウントダウンが始まります。

カウントダウンが終わると、バックアップが開始されます。

バックアップが完了すると、画面右上に「バックアップ完了」の通知が表示されます。

次回以降のバックアップ

ストレージデバイスを接続して「バックアップを自動作成」にチェックを入れておくと、定期的にバックアップを作成してくれます。

ストレージデバイスを常時接続しない場合は、手動で定期的にバックアップすると良いでしょう。

メニューバーのアイコンから手動でバックアップを開始する

「メニューバーにTime Machineを表示」にチェックを入れると画面上部のメニューバーにアイコンが追加されます。

ストレージデバイスを接続した状態でアイコンからメニューを開いて「今すぐバックアップを作成」を選択すると、バックアップが開始されます。

バックアップの復元方法

指定したファイルを復元する

画面上部の「移動」からメニューを開いて「アプリケーション」を選択。開かれたフォルダから「Time Machine」アイコンをクリックしてTime Machine に入ります。

現在から過去のバックアップが時系列に並べられているので、復元したいポイント（日時）に切り替えましょう。

復元したいファイルを指定して「復元」ボタンをクリック。

ここではデスクトップ上の「images」フォルダを復元しようとしています。

デスクトップ上に指定したファイルのみを復元することができました。

バックアップからMacのシステム全体を復元する

システム または 起動ディスクが壊れてしまった場合でも、Time Machine を使ってMac のバックアップを作成していればシステム全体を復旧することができます。

しかし、Time Machine のバックアップから復旧・復元するには、先にmacOSを再インストールする必要があります。詳しくは下記の公式ページを参照してください。

お使いの Mac がAppleシリコン搭載モデル または Intel 搭載の古いモデルとでは若干手順が異なります。

バックアップデータの削除方法

全てのバックアップを削除する

バックアップを作成したストレージデバイスを接続した状態で画面上部の「移動」からメニューを開いて「アプリケーション」を選択。開かれたフォルダから「ディスクユーティリティ」アイコンをクリック。

画面左のメニューから初期化対象のストレージデバイス（HDD）を選択して、画面右の「消去」をクリック。

「消去」ボタンをクリックします。

「操作が完了しました。」と表示されたらフォーマットは完了です。「完了」ボタンを押して画面を閉じます。