それでは作業手順から注意点まで詳しく説明していきます。
クリーンインストールについて
クリーンインストールとは?
クリーンインストールとは、すでに入っているOSやアプリケーションなどのソフトウェアを全て削除した後、新しいバージョンのソフトウェアをインストールし直すことです。
クリーンインストールを行うと、個人情報や保存されていたファイル・データは削除され、新しいWindows OSでやり直すことができます。
クリーンインストール前に確認しておくこと
事前に確認しておく注意事項
- インターネットに接続されている環境で行うこと
- 電源アダプタは接続しておく
- 必要なファイル・データはバックアップしておく
- Microsoftアカウントメールとパスワードを控えておく
インストールメディアを作成しておきましょう
クリーンインストール前には、インストールメディアを作成しておくことをおすすめします。USBメモリやDVDディスク使って簡単に作成することができます。
万が一Windows 11が起動しなくなってしまった場合でも修復作業ができます。
Windows11 のクリーンインストール手順
Microsoft 公式のメディア作成ツールをダウンロードする
Microsoft公式のWindows 11のダウンロードページにアクセス。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11
Windows 11 のインストール メディアを作成する項目の「今すぐダウンロード」ボタンをクリックします。
「MediaCreationTool_Win11.exe」ファイルのダウンロードが開始されます。ダウンロードが開始されない場合、手動で保存を行いましょう。
先ほどダウンロードした「MediaCreationTool_Win.exe」をダブルクリックして実行。
「ユーザーアカウント制御」画面が表示されたら「はい」を選択。
「適用される通知とライセンス条項」画面に切り替わったら内容を確認の上、「同意する」ボタンをクリック。
「言語とエディションの選択」で「次へ」ボタンをクリック。
「使用するメディアを選んでください」の画面で「ISO ファイル」にチェックを入れて、「次へ」ボタンをクリック。
ISOファイルの保存先を指定して、「保存」ボタンをクリックします。
ISOファイルのダウンロードが開始されます。
下図の画面が表示されたら、ダウンロード完了です。「完了」ボタンをクリックして画面を閉じます。
ISOファイルをマウントして、クリーンインストールを実行する
ダウンロードした「ISO ファイル」を右クリックして、「マウント」を選択します。
マウントされたフォルダが開かれたら、「setup.exe」をダブルクリックして実行。
「Windows 11 セットアップ」ウィンドウが表示されたら、「次へ」をクリック。
「適用される通知とライセンス条項」で内容を確認の上、「同意する」ボタンをクリックします。
更新プログラムのダウンロードが開始されます。
「インストール準備完了」画面に切り替わったら、「引き継ぐものを選択」のテキストリンクをクリック。
「引き継ぐ項目を選んでください」の画面が表示されます。ここでは3つのオプションから引き継ぐものを選択することができます。
- 個人用ファイルとアプリを引き継ぐ(PC設定のみリセットされる)
- 個人用ファイルのみを引き継ぐ(設定・アプリは削除され、ファイルのみ引き継がれる)
- 何もしない(設定・ファイル・アプリを含めすべてが削除される)
「次の作業が必要です」画面に切り替わったら「OK」ボタンをクリック。
再び「インストール準備完了」画面に戻ったら、引き継ぎ内容が変更されていることを確認して「インストール」ボタンをクリック。
Windows 11のインストールが開始されます。インストールには時間が掛かるため、しばらく待ちます。
クリーンインストールが完了すると、下図のように初期設定画面が表示されます。