Wordファイルにパスワードを設定する方法

おじさん
Wordの文書ファイルにパスワード設定する方法をご教示ください。
オトモ
設定はとても簡単です。
パスワード設定には種類があるため、詳細と設定手順を説明していきます。

目次

ファイルのパスワード設定について

パスワード設定の重要性

Wordの文書ファイルで個人情報や機密性の高い情報を扱うこともあるでしょう。パスワードを設定して閲覧者を限定することで、情報漏洩などのリスクを軽減することができます。

パスワード設定の種類

Wordの文書ファイルのパスワード設定には、大きく分けて「読み取りパスワード」と「書き込みパスワード」の2種類があります。

Wordの文書ファイルのパスワード設定種類の図解
  • 読み取りパスワード
    • Wordファイルを開く時にパスワード入力が必要になります。パスワードを知らない人が文書ファイルを開くことはできません。
  • 書き込みパスワード
    • Wordファイルを編集する時にパスワード入力が必要になります。パスワードを知らない人がファイルを編集することはできません。

パスワード設定の手順

オトモ
今回は、「読み取り」と「書き込み」の両方のパスワード設定を行っていきます。

パスワード設定したいWordの文書ファイルを開く。

パスワード設定したいWordの文書ファイルを開こうとしている画像

メニュータブの「ファイル」をクリック。

メニュータブからファイルをクリックしている画像

左サイドメニューの「名前を付けて保存」をクリックし、保存先を指定します。

左サイドメニューの名前を付けて保存をクリックしている画像

ツール」をクリックし、「全般オプション」を選択。

ツールをクリックし、開いたメニューから全般オプションを選択している画像

読み取りパスワード」と「書き込みパスワード」のテキストボックスにパスワードを入力し、「OK」をクリック。

全般オプションボックス内のテキストボックスに読み取り、書き込みのパスワードを入力している画像

読み取り」と「書き込み」の2つのパスワード入力を行っていますが、どちらか一方を入力することも可能です。

パスワード確認のため、もう一度同じパスワード入力が求められます。

読み取りと書き込みのパスワードの再入力画面

最後に「保存」をクリックすれば、パスワード設定されたWordファイルの完成です。

保存ボタンをクリックしている画像

パスワード解除の手順

オトモ
パスワード解除の方法も覚えておきましょう。

パスワード設定したWordの文書ファイルを開く。

パスワード設定したいWordの文書ファイルを開こうとしている画像

メニュータブの「ファイル」をクリック。

メニュータブからファイルをクリックしている画像

左サイドメニューの「名前を付けて保存」をクリックし、保存先を指定します。

左サイドメニューの名前を付けて保存をクリックしている画像

ツール」をクリックし、「全般オプション」を選択。

ツールをクリックし、開いたメニューから全般オプションを選択している画像

ここまでは、パスワード設定の手順と同様です。

全般オプション」ボックス内の設定パスワード(*)を削除して「OK」をクリックします。

全般オプションボックス内の読み取りと書き込みパスワードを削除している画像

最後に「保存」をクリックすれば、文書ファイルのパスワード解除が完了です。

保存ボタンをクリックしている画像
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