DNSサーバーのキャッシュをクリアにする方法|Webサイトが映らない…を解決! Windows

DNSサーバーのキャッシュをクリアにする方法

おじさん
サーバーを移転したのですが古いWebサイトに繋がってしまいます。解決方法があればご教示ください。
オトモ
DNSサーバーのキャッシュをクリアにすると解決するかもしれません。以下で原因や手順についてご説明します。

目次

DNSの仕組み

そもそも、DNSってなに?

DNSをひとことで言うと、インターネット上の「住所録(電話帳)」です。

普段使っている「example.com」のようなURL(ドメイン名)は、人間が理解しやすいように作られた名前です。しかし、コンピューター側はこれでは場所を理解できません。コンピューターは「192.16.2.1」といった数字の羅列(IPアドレス)によって通信相手や住所を認識・特定します。

このURL(ドメイン)住所(IPアドレス)を結びつける役割を持っているのが、DNS(Domain Name System)です。

DNSサーバーの仕組みについて説明している図

DNSサーバーキャッシュとは?

DNSサーバーキャッシュは、URL(ドメイン名)IPアドレスを一時的に保存される仕組みです。データ通信の高速化を図るため、OS側(システム)ブラウザ側の両方にキャッシュが保存されます

どんな時にDNSサーバーキャッシュをクリアにするのか?

DNSサーバーのキャッシュクリア(DNSキャッシュフラッシュ)が必要になる時は、主にWebサイトの引っ越しや設定変更をしたのにも関わらず、古い画面が見えてしまう時に実行することが多いのですが、他にも必要になるケースがあります。

具体的な状況を以下にまとめたので、ご参考にしてください。

① Webサイトのサーバーを移転(引越し)した時

古いサーバーの情報が残っているため、新しいサーバーにアクセスできずエラー画面が出たり、古いサイトが表示されたりします。

ドメイン(URL)の変更や設定変更をした時

独自ドメインの紐付けを変更した直後など、反映を急ぎたい場合にキャッシュクリアが必要です。

セキュリティ上のリスクが疑われる時

悪意のある第三者によって偽の接続先情報を覚えさせられてしまった場合、それを消去するために行います。

OS側(システム)のDNSサーバーキャッシュをクリアにする方法

オトモ
DNSサーバーのキャッシュは、OS(システム側)と ブラウザの2箇所に保存されます。下記では、OS側に保存されたキャッシュを削除する手順を説明します。

コマンドプロンプトを使ってDNSサーバーキャッシュをクリアにする手順

Windows キーRを押して「ファイル名を指定して実行」のボックスを開きます。

Windows キー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ボックスを開いている画像

入力枠に「cmd」と入力して「OK」ボタンをクリックすると「コマンドプロンプト」が起動します。

ファイル名を指定して実行ボックスの入力枠にcmdと入力して、OKボタンを押している図

コマンドプロンプト(黒い画面)が開いたら下記のコマンドを半角英数字で入力し「Enter」キーを押します。

ipconfig /flushdns

上記をコピーしてアドレスバーに貼り付けてください。

コマンドプロンプトにDNSサーバーキャッシュクリアのコマンドを入力している図

画面に「DNS リゾルバー キャッシュは正常にフラッシュされました。」のメッセージが表示されたらOS側(システム)のDNSサーバーキャッシュクリアは完了です。

コマンドプロンプトの画面にDNSサーバーキャッシュクリアの完了メッセージが表示されている図

最後にPCを再起動すると、DNSサーバーキャッシュは完全にクリアされます。

ブラウザ側に保存されたDNSサーバーキャッシュをクリアにする方法

オトモ
OS側のDNSサーバーのキャッシュをクリアにしても問題が解決しない場合、ブラウザ側のDNSサーバーのキャッシュクリアを実行してみましょう。

Google Chrome のDNSサーバーキャッシュをクリアにする手順

Google Chromeを起動し、アドレスバーに下記の文字列を半角英数字でコピー&ペースト、または直接入力して「Enter」キーを押します。

chrome://net-internals/#dns

上記をコピーしてアドレスバーに貼り付けてください。

Google Chromeのアドレスバーに「chrome://net-internals/#dns」入力している図

Chromeのネットワーク管理画面に切り替わります。左メニューの「DNS」が選択されていることを確認して、右側のHost resolver cache 項目の「Clear host cache」ボタンをクリックします。

Chromeのネットワーク管理画面で「Clear host cache」ボタンをクリックします。

クリック時のボタンの反応について

このボタンは、クリックしても「削除が完了しました」といったメッセージは一切表示されません。 クリックした瞬間にDNSキャッシュは完全に消去されています。念のため数回クリックしておいても問題ありません。

Microsoft Edge のDNSサーバーキャッシュをクリアにする手順

Microsoft Edgeを起動し、アドレスバーに下記の文字列を半角英数字でコピー&ペースト、または直接入力して「Enter」キーを押します。

edge://net-internals/#dns

上記をコピーしてアドレスバーに貼り付けてください。

Microsoft Edgeのアドレスバーに「edge://net-internals/#dns」を入力している図

Microsoft Edgeのネットワーク管理画面に切り替わります。左メニューの「DNS」が選択されていることを確認して、右側のHost resolver cache 項目の「Clear host cache」ボタンをクリックします。

Microsoft Edgeのネットワーク管理画面の「Clear host cache」ボタンをクリックしている図

クリック時のボタンの反応について

このボタンは、クリックしても「削除が完了しました」といったメッセージは一切表示されません。 クリックした瞬間にDNSキャッシュは完全に消去されています。念のため数回クリックしておいても問題ありません。

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